2017年12月2日土曜日

コンクリート住宅を考える。

 図書館で発掘した『早くて安くて強い家 ロングホームの挑戦』は、ちょっと古いけどコンクリート住宅の基礎知識を得るのシロウトには分かりやし本だ。本の趣旨は自分が開発して特許をとったコンクリート建設の「RC-Z」工法の“広報”だけど、その点を差し引いで読んでも住宅に興味のある人なら十分役立つ。
※ただしこの「ロングホーム」はいまや倒産してない(らしい)。RC-Z工法は特許もあることから全国の工務店で引き継がれているので有効みたいだけど。

コンクリートへの誤解というのは確かにあった。かつて、当時の民主党が「コンクリートから人へ」というスローガンで政権を奪取したことに象徴されるように、コンクリート=人工物=人にやさしくない というイメージがつきまとっている。しかし安藤忠雄を出すまでもなく、コンクリートは大きな建物では不可欠な素材であり、マンションをはじめコンクリートの住宅は実は6割(この本から)あるということだ。
 コンクリートへの誤解はその材料に対する本質的なところでもある。コンクリートは実は天然の素材であることなども書かれている。(図書館で探してみてね)一方で、下記のような書籍も出されているから、ちょっとは読んでみようかと思うけど。
もうこのトシでいまさら家は建てないけど、ちょっと興味を持ってしまった、コンクリート住宅。また少し「学ぶ楽しみ」が増えた。
これからいろいろ読んでみます。



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